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聖母月

キリストの救いのわざに協力した第一人者・聖母マリアへの崇敬は、初代教会からすでに始まっていました。

マリアは人間でありながらも、神の特別な恵みを受けて救い主・キリストの母となるために選ばれたこの女性の姿は、神に対する心からの従順を示すものとして、またキリスト信者の生き方の模範として、さらには父なる神に取り次いでくれる助け主として特別に崇められてきました。

「神の母 聖マリア(1月1日)」「聖母の被昇天(8月15日)「無原罪の聖マリア(12月8日)」などマリアに関係のある祝日が次第に導入されるようになったこともその背景にあります。

またルルド(ルルドの聖母の記念日、2月11日)やファティマ(ファティマの聖母の記念日、5月13日)をはじめ各地に聖母の出現が伝えられ、巡礼が行われるようになりました。

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