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「教会学校は教会を映す鏡」
阿部 慶太神父
もうすぐ教会学校は終業式を迎えます。
今年度は約20人の小中高の子供たちが教会学校に通いました。
旭川市内の教会学校は、以前各教会で教会学校が行われていましたが、チェ神父さんが担当になった時代から4教会で行うようになりました。
4教会で20人の子供たちが来ているということは、4教会でないとまとまった人数が集まらないということでもあります。
全国的に、一部の地域や教会を除いて教会学校の生徒は減少傾向にあります。
これは時代的に仕方がないという見方もあります。
しかし、現在来ている4教会の子供たちは近い将来を考えると、市内の4教会を担う人材でもあるということです。
つまり、教会学校は旭川市内の4教会の将来の姿を映し出しているといえます。
20年前、30年前と比較してみて、子供たちの置かれている状況は、学校、クラブ活動、課外活動など多忙になっているのも否定できません。
でも、このままだと、市内の4教会を維持することが子供たちが成人した時代に果たしてできるのだろうか?という疑問も出てきます。
教会学校は、子供たちの意思だけでなく保護者の意識も反映されます。
将来の旭川の4教会を考えるうえでも、教会学校に子供たちが通えるように各教会で考えてくだされば幸いです。
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