年間第14主日

ルカ10.1〜9 (あなたがたの願う平和はその人にとどまる)

 

 今日の福音はイエスが72人の弟子を宣教に派遣した時に彼らに与えた注意事項と心構えについてです。イエスはご自分が行くつもりのすべての町や村に二人づつ組みにして送り出しました。これは今風にいえば、何がポスター貼りかチラシ配りの様な気がします。

そしてまずは、神さまに働き手を送ってくださるように祈ること、また財布も袋も履き物も持っていくなというのは、お金や物に頼らないで、神さまに対する絶対的な信頼の気持ちを持つように、教えていると思います。

今日の福音はイエスが弟子たちを派遣するときの心構えについて語っている箇所なので、わたしたちには関係ないと思わないでください。わたしたちはこのミサに出て、ここから、自分の家庭、職場、地域に日曜日ごとに派遣されて行きます。平和があるように祈り、病人をいやし「神の国があなたに近づいた」などとは言いませんが、人との平和をつくりだし、病気の人をお見舞いし、平和を作り出す人でいてください。

「自分は幸せを感じている」「神さまがわたしたちのことを、考えてくださる」「もうすぐ神さまが呼んでくれる」「ほんとうのしあわせはこの世にはなくて、神さまのところに行くことによって得られる」と自分の感じていることを伝えることができます。わたしたちは自分の立ち振る舞いと祈りで他の人に何かを伝えることが出来ます。

 わたしたちはキリストの平和と神さまの愛と喜びを周りの人たちに運んでいく使命があります。

人間の一生の間に、大きな幸せと言えるものはそんなにありませんが「ああ、幸せ」と思えることをたくさん見つましょう。

毎日のささやかな小さな幸せをたくさん見つけることのできる人は「幸せな人」です。一日の終わりに、その日にあった嬉しかったこと、感謝できることをたくさん探す訓練をしましょう。

 今朝、窓の外で雀が鳴いていた。ともだちから手紙を(メール)もらった。当たり前のことがだんだん減って嬉しいことが増えていきます。そうしていれば、だんだん幸せな人が増えていきます。幸せな人が増えていくとわたしたちの周りにも喜びが増えていきます。毎週のミサはキリストの平和と幸せの力をもらい派遣されていくことです。

 今日のミサの拝領祈願は「教会が神の国の喜びを告げ知らせ。キリストの平和をもたらすものとなりますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン」です。

 わたしたちが、キリストの平和と喜びを人に運んでいく人になれたら幸せです。