思いつくままに

                                                                                                山本 孝 神父

 今日は、聖ペトロ使徒座の祝日だ。この祝日は、古代ローマで、2月22日に亡くなった家族を記念する習慣があり、初代教会がその慣習を取り入れ、教会の礎である聖ペトロを記念していたことが起源になっているそうだ。

それより、日本では今日は、ニャン、ニャン、ニャンの猫の日だ。わたしの本棚に「人生はニャンとかなる!」と「人生はもっとニャンとかなる!」のシリーズの本が入っている。

このシリーズには他に、「人生はZOO-(ずー)と楽しい!」と「人生はワンチャンス!」の本もある。

これらの本には、猫や犬や他の動物の可愛らしい写真と多くの人の名言が書かれている。

わたしが最後に買ったこのシリーズの本には、「シリーズ累計170万部突破」と印刷されている。

動物の写真とそこに書かれている言葉がとても面白い。

「人生はZOO―(ずー)っと楽しい!」には緑の葉の中にいるカメレオンの写真の下に、「大切なのは、適応力」と書かれ、裏のページには坂本龍馬のエピソード(彼が時代や環境に合わせて自分を変化させる柔軟性を身につけていたこと)と偉人たちの名言として、ドストエフスキー、ゲーテ、アウグスティヌスの言葉が書かれていた。

またナマケモノの写真のページには「ハイペースよりマイペース」の言葉で、裏ページにはシェイクスピアの「賢明に、そしてゆっくりと、速く走るやつは転ぶ」という言葉と、徳川家康の「人の人生は、重荷を負うて遠き道をゆくがごとし。

急ぐべからず」の有名な名言。

さらに、マハトマ・ガンディーの「善きことはカタツムリの速度で動く」という言葉があった。

スカンクの写真のページには「失敗なんか、屁でもない」。ライオンが吠えている写真のページには「ガオーよりエガオー!」と書かれ、裏には「人に恐怖心を与えるのではなく、温かい対応を・・・」という言葉が書かれていた。

わたしは、カトリック教会にも、このような、楽しくて、人を惹きつける、インパク

トあるポスターや掲示物があれば、どんなにいいだろうかと思った。

先日、わたしは、二人の巡回牧師が書いた「必笑ジョーク202」という本を買った。(中野雄一郎&岸義紘・編集、いのちのことば社)。

その帯に、「固い、暗い、厳しい・・・”キリスト教界の3K“を打ち破るべく、世界を巡回するふたりのボクシが・・・世界中の必笑ジョークを引っさげて帰ってきた」と書かれていた。

3Kは鋭い指摘だと思う。教会は、3Kではなく、温かい、明るい、愛がある、3Aが望ましいと思う。またいつも、積極的な前向きの明るい話題がたくさんあり、なにかホッとできる雰囲気があれば、教会は楽しいところになると思う。この本の中の面白い話をひとつ紹介する。

信仰 二人のカトリックのシスターが田舎道を車で走っていると、燃料切れで車が止まってしまった。

シスターたちは近くの農家に行き、ガソリンを分けてもらうことにしたが、あいにくそこにはガソリンを入れる容器がなかった。

仕方なくお百姓さんはおまるにガソリンを注いだ。シスターたちは大喜びで車に戻り、おまるの中身を車のタンクに注いだ。そこへ、プロテスタントの牧師が車で通りかかった。牧師は車を止めると窓から顔をのぞかせて言った。

「信じるものは救われる。あなたがたカトリックの信仰の深さには、いや、恐れ入りました。」 

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